フォード カスタムライン コンバーティブル(改)

1956

Ford Customline Convertible(Converted)

1956 Ford Customline Convertible(Converted)
昭和39年,郷土力士の富士錦が名古屋場所で優勝した時,甲府駅前広場は歓迎の人波で埋まった 【出典元キャプション】

昭和39年7月5日,甲府市出身の力士富士錦が平幕で優勝,まさに故郷に錦を飾ったそのときの様子.右上が甲府駅で,広場を出て常盤町方面に向かうところ.

1956年式でコンバーティブルの設定があったのはフェアレーン・サンライナーのみで,カスタムラインにはその設定がなく,販売台数からみてもそれは明らかです.この車輌は窓の上に塗装部(=ルーフの切り残し)がある(本来のSunlinerは、後方の'55のように窓枠がクロームだけのように見える)ことなどから,2ドアハードトップをベースに,恐らく国内でオープン改造されたものと推測しました.
2台目は,1955年式フォード・フェアレーンの同じくコンバーティブルです.(biscayne60/ポンコツ)

撮影場所甲府駅前広場
甲府市丸の内1丁目
昭和39年(1964)7月頃
市制100周年記念写真集 甲府物語
平成2年(1990)11月30日/甲府市発行

フォード フェアレーン 4ドア・セダン

1956

Ford Fairlane 4-door Sedan

この年のフェアレーン4扉タウン・セダンは,前年より少し台数が落ちましたが,それでもこのたった一つの形式だけで224,872台も生産されているベスト・セラーのようです.(biscayne60)

1956 Ford Fairlane 4-door Sedan
神戸タクシー株式会社広告

キャッチコピーも誇らしげな“無線タクシー”で,ルーフ中央にアンテナを装備しています.屋根に行燈はなく,ナンバープレートの上に社名の表示板を設置.(Clipper)

【バスについて】
この広告の時期にUDエンジンを搭載していたのは,日産自動車と民生デイゼルの二社あります.(両社は業務提携ののち、60年に民生デイゼル→日産ディーゼルと社名変更)
バス前面のプレート,こちらでは文字が確認できませんが,形状から[CONDOR]と推測します.
このペットネームから,メーカーは「民生デイゼル」,写真からフレームやエンジンの判別ができないため,形式は保留です.ボディ架装は富士重工,ボディ形式はR9になります.(ポンコツ)

撮影場所恐らく,神戸タクシー本社車庫
神戸市兵庫区下沢通6丁目2-7
昭和31年(1956)〜33年(1958)頃
雄県兵庫
昭和33年(1958)3月20日/神戸新聞社発行
Inomamo氏 (Imabuchi Motorpool)

フォード カスタムライン 4ドア・セダン

1956

Ford Customline 4-door Sedan

1956 Ford Customline 4-door Sedan

昭和6年に完成した本社事務所前にて.建物のセットバックが少ないので,車の前の方は歩道にはみ出している様に見えます.

日が高く,爽やかな青空の下で,クルマが1台も走っていないのが不思議な雰囲気です.歩行者がいなければゴーストタウンか戒厳令下のようでもあります.
隣は黒塗り1957リンカーンですね.この頃キャデやリンカーン,インペリアルは物凄く高価なクルマのようで,56年の60-Sに720万円という値がついていた様です.大卒初任給が15,000円なんて言われていた頃だとしますと,ああ,恐るべき価格です.(biscayne60)

撮影場所住友電気工業本社前
撮影時―大阪市此花区恩貴島南之町60番地
現在―大阪市此花区島屋1丁目1-3
昭和31年(1956)〜36年(1961)頃
社史 住友電気工業株式会社
昭和36年(1961)10月25日/住友電気工業(株)発行
1956 Ford Customline 4-door Sedan
ITT社のMr.Van Gandl
【元写真キャプション】

ITT社は,住友電工が昭和25年に技術提携したISE社の親会社です.当時の電話帳に背景の川口屋が掲載されており,撮影場所が特定できました.

ITT社:International Telephone and Telegraph Corp.
ISE社:International Standard Electric Corp.

撮影場所住友電気工業本社前
撮影時―大阪市此花区恩貴島南之町60番地
現在―大阪市此花区島屋1丁目1-3
昭和33年(1958)9月29日
個人蔵写真
inomamo氏 (Imabuchi Motorpool)

フォード カスタムライン

1956

Ford Customline

1956 Ford Customline
大谷平和観音
【出典元キャプション】

大谷石の山に刻まれた高さ26.9メートルの観音 太平洋戦争の犠牲者の霊をとむらい平和を祈願して昭和31年開眼した【同キャプション】

同地は大谷石(おおやいし)の産地として知られます.大谷石は,F.L.ライトによる帝国ホテルの建築に使われてから,建築用石材として注目されるようになったといいます.(Clipper)

撮影場所大谷平和観音前
宇都宮市大谷町1198
昭和31年(1956)〜37年(1962)頃
新しい日本 第6巻 関東1(部分)
昭和37年(1962)11月10日/国際情報社発行

フォード メインライン 2ドア・セダン

1956

Ford Mainline 2-door Sedan

1956 Ford Mainline 2-door Sedan

満鉄東京支社を転用したアメリカ大使館ビルが,あたりを威圧する様に聳えます.(Clipper)

撮影場所アメリカ大使館前の交叉点
撮影時―東京都港区赤坂溜池町
現在―東京都港区赤坂1丁目10-5
昭和31年(1956)〜32年(1957)頃
写真で見る日本 15 関東篇 東京(一)
昭和32年(1957)8月25日(初版)/日本文化出版社発行
掲載写真は昭和35(1960)年7月1日発行の9版から読取り